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ソフィーのアトリエ2をクリアした

発売から約17日ほど、タイムラインのあらゆる人間がエルデンリングに、あらゆる知人がGT7に熱狂している中ようやくソフィーのアトリエ2をクリアした。

クリアまでのプレイ時間は50時間。

自分がプレイした過去作品と比べると一番クリアまでかかった*1気がする。

クリアした勢いで感想を書こう。ここで書かないと1年後も書かない。

※それなりなネタバレとか攻略要素あり

 

 

■まず最強ポイントを列挙します。

・後半の調合 +333000000点

・ソフィーとラミゼルの掛け合い +800000000点

・寝たときのイベントスチル +10000000000000点

・デュアルトリガーで発生する戦闘終了後の掛け合い +1274332198000000点

・プラフタ(人間) +124098892137598759847268979点

・トワイライトプリズムを使うプラフタ +124123987598237589435873246876点

■ストーリーは相当良かった。

夢の中の世界で云々となると、設定について考えれば考えるほど作る人が作れば相当悲しくて鬱々とした展開にできるだろうと進めながらずっと思ってた。
だけど別にそんな事はほぼなくて、アトリエシリーズらしく?さっぱりと進んでいった。
エンディングは流石に設定上これくらいの切なさになるよな......って感じ。
すました顔で書いてるけど泣きました。

思った以上に早く謎が解明されて、話が動き出したかと思ったら結構突然に話が動いてクライマックスに向かっていくのもある意味何時も通り。
それでも『ソフィーのアトリエ2』ストーリートレーラー - YouTubeから見る「こいつは何なんだ!?」が一瞬で解明されていく様子には笑った。

言うてソフィー1もプラフタパーティ加入は意外と早めに終わったけど、それ以上に早かったな。

このいくらでも重くできそうな設定から繰り出してくるあっさり味のストーリーが好みでした。あっさりしすぎてて訳分からんとは行かなかったし、結構ちゃんと締まった。びっくり。

不思議シリーズはソフィー1,2しかやってないので先々の設定との齟齬はわからないがこれくらいなら特にナニモナイんだろう。
確かめるためにも、やるしかなくなってきた感がある。

気になった点はこの手の設定で起こるパラドックス的な事象と、最初のシーンの何故が掴みきれなかったところ。

あとソフィー以外の女性キャラ大体「この格好で~~は無理でしょ」って人ばっかなんだけどそこはツッコまない方がこのシリーズは楽しめるんだと思う。

■システムはライザ2ベースに諸々便利に足されてるって印象。

ショートカットコマンドが強化されたり、採取が道具自動選択&1ボタンになったのは恐ろしく便利。でも同じ岩でも道具を変えると別の素材が取れるの、好きだったんだけどな。
ちなみにライザ2で面倒だった細い道を抜けたり壁伝いに行くやつは健在(ライザ2ほどだるくはないけど)。
天候変化はRPGにおけるフィールド謎解きをすべて1つにまとめる考えたシステムだなあと感心してた。前作の遺跡探索はテキスト的には面白かったけどダルかったので......

フィールドは前作よりもデカくなってるしストーリーボリュームが増えてるからかマップ自体も相当増えてる。そのへんはちょっと大変。

天候でも採取物が変わるのでそのへんも色々と面倒ではあった。ツボとか木箱から出てくる素材類は場所がわからんと苦労するし。
超採取もダルいとは思うけどこれくらいならって感じ。ただ鎌や斧の超採取は他と比べて難しすぎるだろ。

ソフィー1でも思ったけどレシピに印つけて必要行動を可視化させてほしかった。せっかくストーリーや依頼に必要なものは超丁寧にマップに出してくれるようになったんだからできたんじゃ......

惜しむらくは便利になったが故ロイテールの街を探索することがあまりなかった。例えばソフィー1ならショップでない人の家とかでイベントが進んだりしたし、ライザ2なら街の人のクエストとかで様々な場所を歩き回ったけど、今回はほぼほぼショートカットの場所+その近くにいる固定キャラでキャラストーリーもほぼ完結してしまうので。
エンディングで約40時間ぶりに街をしっかり歩いた気がする。

■調合面白すぎ。

ソフィー1も調合は爆裂面白かったんだけど今回はそれ以上かもしれん。
問題はメッチャ考えるので死ぬほど時間がかかること。

中盤まではちょっと自由度も低かったのでアレ?ってなったけど、触媒が入った瞬間要素が無限になった。
とにかくリンクを考えて、追加素材も考えてやってかないと全要素つけるのが難しい。
追加素材のおかげで狙った特性をどのアイテムにも入れることが比較的容易になったし、とは言いつつもライザみたいに無限に装備を強化する機構や後で素材を投入する機構もないので一発でしっかりとしたものを作らないといけない感じ。
それが故に無限に時間がかかる。

まあ触媒は結局レゾリア一択ゲーな気がするけど、そこはソフィー1も(クリア後以外)妖精一択みたいなもんだったしそんなもんか。

リンクが超大事なので素材は超採取で取れるものに絞られる事が多く、なんにでも賢者の石使って解決!とはそんなに行かなかった。

あとループも今作はそれなりに対策されてるようで(そもそも中和剤一個でいきなりループできた前作とかがおかしい)、特性レベルもなく超クオリティも上昇30%とかなので品質999はちょっと作るのは後っぽい。逆に後半はリンクと大成功で結構サクッと999になる。
※追記:ループ自体は結構早い段階から可能なんだけど、錬金粘土と精霊の涙は採取素材が多いのでまあまあ上げにくい。意図的に大成功を積み重ねれば行けるけど、そんなに品質に重要性を感じなかった。

ちょっと面倒なポイントは「他の特性と組み合わせると効果を発揮する」特性が多すぎてそれを調べるのがダルかったところ。
最終的には覚醒・竜・デモンズを入れた中和剤を作ってローラーしてく感じになった。

後述するが調合が面白すぎてやりすぎてしまい強くしすぎてしまった(アトリエあるある)。

■戦闘も比較的バランスが良かったように思える。

オーラシステムに後期テイルズシリーズ特有の鋼体祭りのような若干のダルさは感じたが、とにかくこちらからできる行動の択が多かったので結構考えられた。

ノックバックが強いとわかってくるとノックバックハメ祭りにはなる節はちょっとあったが。

結局物理ゲーなのか爆弾ゲーなのかも最後の寸前までそこまで掴めなかった。
※最終的には今作は圧倒的に爆弾ゲーだと思う。ソフィー1とは逆だね。

連携攻撃のバリエーションが多すぎるので戦力が拮抗してる場合のボス戦はとにかく考えることが多かった。

ボスは天候を変えてやる遊びがあったけど強敵はそれができなくて何やねんってところはあった。
天候変えてやる遊びも大事なのは最初のボスくらいだったし、システム詰めきれてなかった点っぽい。

個人的にとても良かったのはデュアルトリガー。戦闘の遊びの幅というところではなく、どちらかといえば使用して勝った後に固有の掛け合いがあるのが非常に良い。
中期テイルズシリーズの秘奥義打った後の特殊戦闘終了掛け合い大好きっ子だったので。

難易度を上げて油断したバトルしてると敵がノックバックハメしてくる。基本は先手必勝。

まだクリア後のボスはやってないけど、どんなもんなんだろう。ソフィー1の隠しボス、タイムカードが相当ひどかったからなあ。
今回はソフィー1みたいな装備強化テクや、ライザみたいな装備無限強化がないので結構素直な気はするんだけど。

■キャラクターは言わずもがなですね。

プラフタ(人間)、はい最高。

今回はソフィー1と違い友好度がイベント進行で自然と進むのでわかりやすく良かった。
デカいテーマが最初から設定されているのでキャラストーリーも明解だし、「で、結局なんだったんだ?」みたいな話が少なかった印象。
こういう設定なので後の話を想像せずにはいられない。パラドックスを考える必要はあっても、無限にやれる設定だよね。ずるい。

キャラクターが揃うのがだいぶ早いので掘り下げもしっかりやれてた印象。やっぱ見ている実時間の長さで気持ちって出てくるよね。

(シリーズ詳しくないので多分なんだけど)恒例キャラクターみたいなのもいないし他作品とも特に繋がってない感じがする。インタビューでも触れてたけどそのへんは独立した作品にできるように様々やってる部分なので仕方ないね。

本筋とキャラクターストーリーがほぼほぼなので、ちょっとしたイベントとかクエストでのちょっとした掛け合いがあるとか、そういうのが少なかったのはちょっとだけ残念。
そのへんはライザ2でパトリツィアに一生オタクフェイスしてた点などのバイアスがある。

■総合としては100点満点中200000000000000000点です。

自分のやったアトリエシリーズは少ないけどソフィー1より面白かった。ライザ1が一番好きかもしれんけど、大匹敵してる。

様々な部分が毎年どんどんしっかりしていって、逆に自由度の下がりをちょっと感じるけど(アビリティのとことか)、まあ時代の流れかもしれないし、不便を求める自分がバカなのかもしれない。

■攻略的な雑記

序盤は「気付けの癒し」で戦闘不能回復アイテムをすぐ作れるのでそれが結構楽。パーティメンバーもすぐ6人になってそういう回しもしやすくなるし。

後半は万能厄除け香+~~の祝福で強化と異常防止をつけて殴ってくのが基本パターンかなあ。

特性は序盤で「全能力ブースト」「全能力超強化」「肉体を超強化する」まで作れちゃうのでそれを武器・防具・グナーデリング・護符につけちゃってヌルくなってしまった。VERY HARDだったんだけど。

後半は「全能の力」「竜神の咆哮」を4種につけてあとは「竜神の力」「エボルブボディ」あたりを付けちゃえばもう怖いものなし太郎だった。結構早めに作れちゃう(中盤の竜倒してから)ので早めに作りすぎてちょっと後悔した。

爆弾は必中クリティカルが作れるのがちょっと後だったのでそれまでは適当な破壊力上昇でよしなにやる感じ。オーラ削りに必要なので全種は一通りあったほうが良かった。

ちなみに今作錬金術師(=アイテムコスト無限)が3人いてそんなにアイテム装備できていいんすか?ってなってた。後半はソフィー専用アイテムとかに頼るので結局いつも通りかい!とはなった。神の落し物とか、プラフタもつけれていいじゃん。

終盤は「デモンズ~~」で威力150%上乗せとかがあるのでそれが強すぎになった。ウェイトとかの問題も交代で打てば関係なくなってしまうし。

終盤で作れる「トワイライトプリズム」が多分チートアイテム。
MP全消費して消費したMP=%を威力に上乗せするっていう特性で、MP1000とかまで上げるとベリハのラスボスも速攻で屠って草だった。
エターンセルフィアとかそれ以上に爆裂アイテムな気がする。

早ときを考えると割としっかりしてるので結構難しい気がしてくる。
まずプラフタを錬金レベル78に上げるのが相当ダルいと思う。
あとは割と早い段階で採取レベルも3にしないとだし、それにはアビリティ取らないとだし。
戦闘は比較的簡単かつ、先述のチートアイテムがあるので低レベルでもどうにかなる気がする。

 

よし、ここまで書いたところで、裏ボスやってくるか。

*1:ソフィー1:30時間 ライザ1:30時間 ライザ2:25時間